こんにちは! COLORS MAMAでございます。
ノルウェー現地報告、後半です♪
5月11日 続き
エボルタチャレンジに来て、ようやくカメラ昇降機がロープを走る時が来ました!
1000メートル以上のロープを張って、昇降機を設置するのは初めての体験です。
宙に浮いたロープに昇降機を空中作業で固定する際、寒さで手が悴み、何度も部品を落としそうに・・・。
「さあ!昇降テスト開始!」
連続昇降を継続し、しばらくしたら、肉眼で昇降機が見えなくなってしまいました。
昇降機を一旦停止し、望遠鏡で昇降機の捜索を開始。
「発見!」
昇降機はロープにきっちり抱きついて停止している。
操作も安定して制御出来ているので、安心して再度頂上に向けて再スタート!!
・・・・・ と思いきや、
「あれ?前進のはずが後退している?」
「あらららら?後退が始まった昇降機は降下が止まらず、ロープを流星の様に下って来て、
アッと言う間に(瞬間)途中の岩盤に激突・大破・・・・。何てコト?」
解析はホテルにて。
5月12日 曇り。
前日の大破を受けて、原因究明。
連続動作による耐久不足箇所を数点発見する事が出来ました。
即、対処し改めてロープへ設置して検証開始。
しかし天候が著しく悪くなる予報が続いており、現地対応メンバー協議の元、
崖下・崖上とも風が強く危険と判断され、ロープはこの日を最後に撤収となってしまいました・・・。
限られた時間内での検証はうまく行きましたのでご安心を。
ちなみに、今までの写真でも分かる様、広大な崖・岩になると尺度感が無くなります。
尺度感が少しでも分かるかと、岩と自分(マーシー初登場♪とんねるずのモジモジ君?)を比較してみました。
こんな岩がゴロゴロ転がっています。
5月13日 雨
崖下での検証作業を終了(前日にロープを撤収)したので、今日は、急遽ホテル付近に40m程度の長さでロープを簡易設置頂き、継続で不具合検証を開始しました。
終日、検証作業に時間を費やす事により、耐久性に対する考え方や、次回までの改善点を確認する事が出来ました。
5月14日 曇り
ロープを始め、すべての必要機材を撤収し、本番に向けた課題共有を現地応対メンバーで実施しました。
エボルタチャレンジのハードルの高さや、それを実現する為の各メンバーのプロフェッショナルな姿勢、
各パートでの反省点・改善点を協議した後、帰国に向け、空港近辺ホテル(スタバンゲル)に移動、
今回のノルウェー事前検証は終了となりました。
今回の事前確認において、前人未到のチャレンジがエボルタチャレンジである事や、
それを作り上げる各スタッフの力強さ、プロ意識を肌身で感じることが出来ました。
また、壮大な自然環境の厳しさや、カメラ昇降機がどんな課題を抱えているのか。
大変貴重な経験をたくさんさせて頂きました。(関係者の方々には、深い感謝と御礼をお伝えします)
本番は確実に成功させる為、帰国後、即日改善に励んで行く! と心に決めて、最後の夜を過ごしました。
(サーモン美味い)
5月15日 帰国移動、5月16日 無事日本に帰国致しました。
以上が現地での様子です。
美しい景色の中でありながら、大自然の過酷な状況にさらされたリハーサルでした。
厳しい自然と戦うプロ集団の意気込みを感じました。
本番まであと1ヶ月!
改めて1000メートルという高さを確認しましょう。
ノルウェーのリーセフィヨルド・シェーラグ山は東京タワーの3倍です!
この高さをエボルタNEO君は、ひたすらひたすら登り続けます。
是非応援して下さい。
そして、エボルタNEO君の目線で同行する「カメラ昇降機」の映像を
是非是非「生放送」でご覧になって、コメントと共に応援して下さい!
本番近くになりましたら、逐次ご報告させていただきます!
では本番でお会いしましょう。
2017.06.06 (Auther: COLORS)